【頑丈で安心】現場作業用腕時計のおすすめモデルについて
工場などの現場仕事で欠かせない道具の1つとして挙げられるもの、それが「腕時計」です。
環境の悪い作業現場や携帯電話の使用が禁止されている工場などで時間を確認する際は、見たい時にパッと時間が確認できる腕時計が非常に役立ちます。
ただ、過酷な作業環境では腕時計をぶつけて壊してしまったり、油やホコリで汚れてしまったりすることが避けられません。そのため、選ぶ時計には頑丈さや手入れのしやすさなどが求められます。
この記事では、そんな過酷な現場でも安心して使える最適な腕時計についてご紹介します。是非参考にしてみてください。
定番のものから僕が使っているものまで幅広くご紹介します!
現場作業用の腕時計に求められること
現場作業で使う腕時計には次の要素が求められます。
頑丈さ
現場作業で使う腕時計にとって必要不可欠なのが「頑丈さ」です。
現場ではとにかく腕時計をどこかにぶつけてしまうことが頻繁に起こります。
例えば、狭いところを動き回って鉄の柱などに当ててしまったりなどですね。道工具を使っていてぶつけてしまうということもよくあります。
ある程度のキズが付いてしまうのはしょうがないですが、多少の衝撃にはビクともしないような頑丈さは腕時計にとって非常に重要です。
防水性
腕時計の「防水性」も必要不可欠な要素です。
現場作業では汗をかくことが多いため、防水性のない腕時計では故障のリスクが高まります。更に、手を洗う際にも水が掛からないよう気を遣う必要があります。
防水性が高い腕時計なら水や汗を気にせず安心して使うことができますし、仕事で汚れてしまっても腕時計を水で丸洗いできるので、手入れも非常に楽になります。
視認性
現場仕事で使う腕時計には、瞬時に時間が読み取れる「視認性」の良さも非常に重要です。
文字盤にいろいろな表示が出来る腕時計の方が便利な場合もありますが、基本的には時間と日付がさえ分かれば良いと思います。
現場は薄暗い場所が多いため、シンプルな文字盤の腕時計の方が読み取りやすいので重宝します。
軽さ
腕時計本体の「軽さ」も装着感や快適性に直結します。
現場では動き回ることが多いため、重たい腕時計を付けていると邪魔になったり、腕が疲れやすくなってしまいます。
仕事の邪魔にあまりならないよう、なるべく軽い腕時計を選ぶ方が良いでしょう。
「頑丈」で「水に強く」て「見やすく」て「軽い」がキーワードだよ
腕時計選びのポイント
「求められること」を踏まえたうえで、現場仕事用の腕時計はどのようなものを選べば良いのでしょうか。腕時計の種類や見るべきポイントについてまとめました。
耐衝撃性の高さをうたう時計
耐衝撃性の高さを売りにした腕時計は過酷な環境での使用を想定して作られているため、現場仕事用の腕時計としてはうってつけの選択肢です。最近では耐衝撃性に加えて防水性も確保されています。
代表的なもので言うとやはりCASIOの「G-SHOCK」ですね。
ただ、G-SHOCK以外にも耐衝撃性を売りにする腕時計はいくつかあります。
ミリタリーウォッチ
ミリタリーウォッチとは、もともと軍用に開発・採用された歴史をもつ腕時計です。
軍隊で正確な時間を知るために作られたということもあって、堅牢性・防水性・視認性に優れているのが特徴です。
おしゃれなモデルも多いので、見た目にもこだわりたいという方は良い選択肢になるのではないでしょうか。
ダイバーズウォッチ
ダイバーズウォッチはその名の通り、海に潜るダイバーのために作られた腕時計です。
海に潜ることを想定して作られていますので、高い防水性はもちろんのこと高い水圧に耐えられるだけの堅牢性と、暗い海の中でも見やすい視認性の良さが特徴の腕時計です。
無骨で格好いいモデルが多く、男らしいデザインが好きな方にはピッタリの腕時計です。
ラバーベルトの腕時計
ラバーベルトとはゴム製ベルトのことで、材質はシリコンや天然ゴム、合成ゴムなどの種類があります。
ラバーベルトは非常に軽いため、軽快に付けられる点が最大のメリットです。加えて水や汗にも強いので、汚れたら水で丸洗いすることも可能です。
腕時計にはメタルベルトや革ベルトのモデルも有りますが、現場仕事で使う腕時計においてはラバーベルトのモデルを積極的に選ぶ方が良いでしょう。
また、ラバーベルト自体が比較的安価であるため、ベルトだけ購入して付け替えて使うという手もあります。
現場仕事用におすすめなモデルについて
それでは、現場仕事におすすめな腕時計をご紹介していきます。
G-SHOCK:DW-5600シリーズ
引用先:CASIO(DW-5600RW-1JF)
まずはト定番のCASIO G-SHOCKから「DW-5600シリーズ」です。
このモデルは1983年から発売されているロングセラーモデルで、ご存じの方も非常に多いのではないでしょうか。
このモデルのスペックは次の通りです。
- サイズ:幅42.8㎜×厚さ13.4㎜
- 重 さ:52g
- 防水性能:20気圧防水
耐衝撃性能は抜群で防水性能も20気圧防水と高く、着けたままプールで泳いでも壊れる心配はありません。
重さは52gと軽量なので、仕事中に重さを感じたり邪魔に感じることも無いでしょう。
迷ったら、まずは定番のG-SHOCKシリーズから検討しましょう。
やっぱり「G-SHOCK」を選ぶ人が1番多いかな
ルミノックス:ネイビーシールズシリーズ
引用先:Luminox(ORIGINAL NAVY SEAL 3000 SERIES)
「Luminox(ルミノックス)」は1989年にアメリカで創業されたミリタリーウォッチメーカーで、社名はラテン語で「ルミノックス=明るい夜」という意味を持っています。
ルミノックスの腕時計の特徴は、文字盤に「ルミナイトシステム」と呼ばれる独自の発光技術が施されている点です。文字盤のマイクロガスライトが昼夜問わず約25年間光り続けるため、暗い場所でも時間を読み取ることができます。
写真のモデルはアメリカ海軍であるNavy SEALsに正式採用されており、ルミノックスの定番モデルとして知られています。
主なスペックは次の通りです。
- サイズ:幅43㎜×厚さ11㎜
- 防水性能:20気圧防水
- ムーブメント:クオーツ
アメリカ軍のMILスペックという厳密な基準をクリアしていることもあって、耐久性が非常に高く20気圧防水という抜群の防水性能も備えています。
時計のサイズは幅43㎜と少し大きめですが、厚さが11㎜と控えめで仕事の邪魔になるようなことはありません。また、ケースはカーボン素材で出来ており、非常に軽量で軽快に着けられるのもメリットの1つです。
定番のG-SHOCKに飽きたという方はチェックしてみてください。
僕も昔使っていましたが、とても使い易かったですよ
ハリウッド映画に出てくる軍人さんもよく着けているね
SEIKO:プロスペックス SBDN075
引用先:SEIKO(プロスペックス SBDN075)
日本の時計メーカーであるSEIKOから発売されているダイバーズウォッチ「SBDN075」です。
SEIKOのダイバーズウォッチは非常に高いスペックを持っていながら、比較的リーズナブルな価格で手に入るのが魅力の1つです。
SBDN075の主なスペックは次の通り。
- サイズ:幅38.5㎜×厚さ10.6㎜
- 重 さ:79g
- ムーブメント:クオーツ(ソーラー発電)
- 防水性能:200m防水
サイズは幅38.5㎜×厚さ10.6㎜とダイバーズウォッチにしては小ぶりで、重さも79gですのでストレスなく着けられるかと思います。
加えて200m防水という高い防水性と堅牢性、また蓄光型の文字盤や針によって視認性も非常に高い腕時計となっています。
SBDN075はクオーツ時計ですが太陽光を当てて充電することができ、フル充電すれば約10ヶ月バッテリーが持ちます。
仕事中でも格好いい腕時計を着けたいという方にとてもおすすめのモデルです。
ダイバーズウォッチの逆回転ベゼルは時間を測るのにも役に立つよ
シチズン:プロマスター BN0156-05E
引用先:シチズン(プロマスター BN0156-05E)
こちらも日本の時計メーカーであるシチズンから発売されているダイバーズウォッチ「BN0156-05E」です。
シチズンのダイバーズウォッチもSEIKOと同様、高いスペックとリーズナブルな価格を両立しています。
BN0156-05Eのスペックは次の通り。
- サイズ:幅44㎜×厚さ11.5㎜
- 重 さ:94g
- ムーブメント:クォーツ(光発電)
- 防水性能:200m防水
サイズは幅44㎜とSEIKOのSBDN075よりも大きいですが、厚さが11.5㎜とそこまで厚くないことや、文字盤が少し小さめに作られていることから、不思議と大きさを感じさせない装着感となっています。
もちろん防水性は200m防水としっかり備わっており、堅牢性も申し分無しです。
ムーブメントはクオーツですが、SEIKOと同様光で発電するタイプなので、定期的な電池交換が不要な点も使い易いポイントの1つですね。
ダイバーズウォッチは根強い人気があります
ハミルトン:カーキシリーズ
引用先:ハミルトン(カーキフィールドQUARTZ 38㎜)
ハミルトンは1892年にアメリカで創業され、現在はスイスに拠点を置く時計メーカーです。
ハミルトンは第二次世界大戦中、アメリカ軍に軍用時計を提供していた実績があり、その頃の時計がルーツとなって今なお高い人気を誇っているミニタリーウォッチが「カーキシリーズ」です。
カーキシリーズはクオーツモデルや機械式モデルなど豊富なラインナップが特徴で、好みに合わせて選べる点も魅力の1つとなっています。
ラインナップの中で最もリーズナブルなモデルである「カーキフィールドQUARTZ」のスペックは次の通り。
- サイズ:幅33㎜×厚さ7.55㎜
- 防水性能:5気圧防水
- ムーブメント:クオーツ
- サイズ:幅38㎜×厚さ8.3㎜
- 防水性能:5気圧防水
- ムーブメント:クオーツ
カーキシリーズはどのモデルも「大」・「小」の2サイズ展開です。
軍用腕時計をルーツに持つことからシンプルで視認性が非常に良く、タフな造りと実用性を兼ね備えていますので、現場仕事用としても十分通用します。
それでいてサイズは小ぶりなので、作業着の袖口にスッと収まってくれて仕事の邪魔になることもありません。
防水性能が5気圧防水と、ここでご紹介したモデルの中では一番防水性が低いですが、日常的な水仕事や雨などの水が掛かる状況においては問題ありません。ただし、水圧の高いシャワーなどに当たったりすると、中に水が浸入する場合がありますので注意しましょう。
ちなみに僕は現在カーキシリーズの「カーキフィールドオート」という自動巻きの機械式モデルを現場仕事用として使用しています。
サイズはφ38㎜でラバーベルトを別途購入して取り付けています。
カーキフィールドオートは機械式モデルであるため、取り扱いに気を遣う必要がありますが、防水性能が10気圧防水となっているため気兼ね無しに水洗いすることが可能です。
現場仕事用の腕時計も機械式モデルを使いたいという方は、カーキフィールドオートを検討されてみては如何でしょうか、非常におすすめできるモデルです。
やっぱりミリタリーウォッチは視認性が抜群です
まとめ
以上、現場仕事用の腕時計として最適なおすすめモデルをご紹介しました。
どのモデルも長く愛用できる腕時計だと思いますので、時計選びに迷われている方は是非参考になさってください。
現場仕事用の腕時計を選ぶ上での重要なポイントは次の4つです。
- 頑丈さ:ぶつけても壊れにくい構造
- 防水性:5気圧~20気圧防水ぐらいがベター(50m~200m防水)
- 視認性:シンプルな文字盤、発光するインデックス
- 軽 さ:メタルベルトよりもラバーベルトが望ましい