【新社会人向け】入社初日から意識したい!好印象を与える5つの行動について

「ついに社会人デビュー。でも最初は何を意識すればいいの?」
4月から働き始めた新社会人の皆さんにとって、そんな戸惑いや不安を感じている方も多いのではないでしょうか?
入社初日から最初の1週間は、これからの仕事人生において大きな意味を持つ、いわば“助走期間”です。
どんなスタートを切るかで、周囲からの印象や信頼など、仕事の進めやすさが大きく変わっていくといっても過言ではありません。
この記事では、社会人生活をスムーズに始めるために、新入社員が入社初日から意識しておくべき5つの行動を紹介していきますので、是非参考にしてみてください。

新入社員のころは不安でいっぱいだったよな〜

何事も「第一印象」が非常に大事ですよ!
新入社員がやるべき5つの行動

それでは早速見ていきましょう!
挨拶は誰にでも、笑顔で、しっかりと

まずは基本中の基本である「挨拶」ですね。
「第一印象は3秒で決まる」と言われるほど、職場での最初の印象はとても大切です。
特に新入社員は、社内の多くの人にとって「初めて会う人」。そんな中で、明るく元気な挨拶ができるだけで、あなたの印象はぐっと良くなります。
さらに社内だけでなく、お客様や取引先など社外の人に対しても、「おはようございます」や「こんにちは」などの挨拶をしっかりするだけで、顔を覚えてもらえるだけでなく良好な関係づくりにも繋がります。
コツは、声の大きさよりも表情とタイミング。相手の目を見ながら笑顔で、自分から積極的に声を掛けて挨拶をすることで、好印象を与えることができます。
新しい環境で緊張していても「挨拶だけは元気よく」。たったこれだけで、信頼される新人の一歩を踏み出せますよ。

仕事が出来るビジネスパーソンで挨拶ができない人は見たことがありません
何でもメモ!聞いたことは記録して整理

新入社員が入社してしばらくは、仕事に関する情報量がものすごく多いです。
社内のルール、電話の取り方、業務の流れ、社内システムの使い方などなど。一度に覚えきれないのは当然なので、自分なりにメモして記録に残しておくことが非常に重要です。
研修や先輩・上司から教わったことや疑問に思ったことなど、殴り書きでも良いのでまずはメモを“その場“で取るクセを付けましょう。
メモをとったら、記憶が新しいうちに情報を整理することも忘れずに。そうすれば、後から見直しても分かりやすい「役に立つメモ」になります。

文字に書き起こすことで、頭の中の情報が整理されるよ


分からないことは“聞く”+“自分でも調べる”

仕事で分からないことが出てくるのは当たり前。でも、大切なのは分からないままにしないことです。
よくあるミスは、「なんとなく分からないけど、聞くのが怖くてそのままにする」こと。それが積み重なると、大きなミスやトラブルにつながります。
新人のうちは、むしろ「分からないことは必ず聞く人」の方が良いでしょう。変に知ったかぶりせず、「教えてください」と素直に伝えることが大切です。
ただし、自分で何も調べずにすぐに聞くという行動は、相手に「それぐらい自分で考えろよ」といった悪印象を与えてしまう可能性があるため注意が必要です。
なので、相手に好印象を与える聞き方のコツは、

○○について調べてみたんですが、ここの意味が分からなくて・・・
のように、自分なりに調べた姿勢を見せると「考えているな」と感じてもらうことができます。
質問力もまた、社会人としてのスキルのひとつ。意識して練習しておくと、これからの仕事が進めやすくなりますよ。

自分でも考えるクセを付けておきましょう
少し早めに出社する(15分前行動)

「ギリギリに出社=だらしない」というイメージを持たれがちなのが社会人の世界。
特に新入社員のうちは早く出社して、“遅くても15分前には会社に着いている”くらいの余裕があると安心です。
朝が早いと、デスク周りを整えたり、スケジュールを確認したりと、1日の準備を落ち着いて進めることができるようになります。
また、出社が早いと「真面目だね」や「信頼できそう」といった、上司や先輩からの評価が上がりやすいのも事実です。
これが習慣になれば、朝から落ち着いた状態で仕事を始められるため、自然とミスが減り、安定したパフォーマンスを発揮することができるようになりますよ。

遅刻だけは絶対にしないようにしようね
報・連・相を“早く”&“こまめ”に

社会人としてとても大切な習慣であり行動のひとつが、上司や先輩社員への「報・連・相(ほう・れん・そう)」です。
新入社員のうちは「こんな初歩的なこと、言っていいのかな?」や、「まだ結論出ていないしなぁ」などと迷って、報連相を後回しにしてしまうことがあります。
でも実は、仕事が未完成だったり途中だったりしても、早めに上司や先輩社員に伝えることが非常に大事なんです。
例えば、

今のところ○○だと考えていますが、方向性合ってますか?
といった具合に仕事の途中経過を共有できると、上司や先輩も安心してフォローできるだけでなく、無駄な仕事が減ることで業務効率のアップにも繋がります。
また、ミスやトラブルこそ、すぐに報告する勇気も大切です。
隠したくなる気持ちは誰にでもありますが、早期の共有こそ信頼を築く第一歩になります。
報連相に「早すぎる」はありません。むしろ「遅い方が困る」のが仕事の現場なんです。

報連相がしっかりできる部下は上司に安心感と信頼を与えます
社会人生活の第一歩は、“基本”を丁寧にやることから

以上、新入社員が入社初日から意識しておくべき5つの行動についてご紹介しました。
新社会人の皆さんにとって、入社後しばらくは不安や緊張でいっぱいかもしれません。
でも、ここで紹介した5つのことを意識するだけで、周囲との信頼関係が築きやすくなり、スムーズな社会人生活を送ることができるようになります。
焦らず丁寧に“基本”をしっかり積み重ねて、大きな信頼へ繋げていきましょう。