【新型】ロジクール「MX ERGO S」「M575SP」と旧型との違い
僕が日頃から愛用しているロジクール製トラックボールマウスの「MX ERGO」と「M575」にやっと新型が発表されました。
その名も「MX ERGO S」と「M575SP」です。
発売はMX ERGO Sが9月24日、M574SPが9月19日とアナウンスされています。
従来のモデル名に「S」や「SP」が付いただけなので全く新しい機種ではなく、これまでの使い勝手はそのままで、気になる部分が改良されたマイナーアップデート版といった印象ですね。
新しくなってどう変わったのか、従来型と比較しながらみていきたいと思います。
どっちも使いやすいトラックボールだから楽しみです
MX ERGO S
引用先:Amazon(MX ERGO S)
まずは、MX ERGO Sについてチェックしていきましょう。
外観に変化なし
新型と従来型を比較しても外観上は大きな違いはありません。
相変わらずの持ちやすいフォルムを維持してくれているので、新しく買い換えたとしても違和感なく使えそうですね。
マウスやトラックボールは、少しでも形が変わってしまうと使い勝手にかなり影響が出てくるので、この点については嬉しいポイントです。
カラー展開については、今のところはグラファイト1色のみとなります。
フォルム上は特に変化はないのですが、1点だけ外観で大きく変わったところがあります。
充電端子がUSB-Cに変わった
引用先:ロジクール(MX ERGO S)
外観上で最も変わった点が充電端子です。
従来型の充電端子はmicroUSB端子だったのですが、ようやく新型になってUSB-C端子になりました。
従来型を充電するためだけにmicroUSBケーブルを持っていた方にとっては、これは嬉しいアップデートではないでしょうか。
USB-C to USB-Cケーブル及びUSB-C to USB-Aケーブルどちらでも充電ができる仕様なので、手持ちの適当なUSB-Cケーブルで充電が可能です。
ただし、本体にはケーブルが同梱されていないそうなので、USB-Cケーブルを持ってない場合は別途準備する必要があります。
やっとmicroUSB端子から解放されます
ボタンが静音になった
新型になって大きく変わったところが、静音クリックのボタンに変わったという点です。
従来型と比べると約80%もクリック音が小さくなったそうです。
ロジクールの最上級マウスであるMX MASTER 3Sもボタンは静音タイプですね。
従来型の場合はボタンをクリックしたときに、「カチカチッ」という大きめのクリック音が鳴っていましたので、音が気になっていたという方は嬉しいアップデートではないでしょうか。
ボタンが静音になるとクリックしたときの感触も変わりますので、この点については気になるところです。
Logi Boltに対応した
引用先:ロジクール(logi bolt)
MX ERGO Sはロジクールの最新ワイヤレス規格である「Logi Bolt」に対応しています。
「Logi Bolt」は高い安定性や低遅延で接続できること、レシーバー1つで最大6つのデバイスにベアリングできること、複数のデバイスを同時接続で使うことができることなど、様々な恩恵があります。
MX ERGO Sではこの「Logi Bolt」に対応しており、付属のUSBレシーバーを使えばLogi Bolt接続で使うことが可能になります。
接続安定性が高いと仕事でもストレスなく使えるね
バッテリーもちは従来と同様
MX ERGO Sはフル充電で最長120日間バッテリーがもつ仕様になっています。従来型についてもバッテリーのもち時間が最長4ヶ月だったので、この点は従来と変わりません。
ちなみに、バッテリーが無くなったとしても1分間の充電で24時間使えるクイック充電に対応しているので、万が一の場合でも安心ですね。
高速スクロールには対応していない
今回新しくなったMX ERGO Sには、どうやらMX MASTERシリーズに搭載されている高速スクロールホイールは搭載されていないみたいです。
個人的には一番欲しかった機能なので、ちょっと残念かなと思います。
高速スクロールホイールを搭載していたら最強だったんだけどね〜
M575SP
引用先:Amazon(M575SP)
次に、M575SPについてチェックしていきましょう。
外観は変わらない
M575SPについても、外観上は従来型と新型では大きな違いは見られません。
MX ERGO Sと同様、従来型から買い換えても違和感なく使えそうですね。
カラー展開はボールと本体の組み合わせで計4種類ラインナップされます。
- グラファイト+ブルーボール
- ブラック+ブルーボール
- オフホワイト+ブルーボール
- ブラック+シルバーボール
カラー展開が4種類もあるのは嬉しいポイントです
ボタンが静音になった
MX ERGO Sと同様、M575SPもボタンが静音タイプへ変更になりました。
M575SPについても80%クリック音が小さくなったということなので、周囲が静かな職場などでも使いやすい仕様になっています。
こちらについてもボタンの押し心地がどうなのか気になるところですね。
Logi Boltに対応した
MX ERGO Sと同様、ロジクールの最新ワイヤレス規格である「Logi Bolt」に対応しました。
バッテリー寿命は低下した
従来型も新型も電源は単三乾電池1本なのですが、新型ではバッテリー寿命が低下しました。
従来型のバッテリー寿命は次の通りでした。
- Unifying USBレシーバー使用時:最長24ヶ月
- Bluetooth接続時:最長20ヶ月
一方、新型のM575SPについては次の通りです。
- Logi Bolt USBレシーバー使用時:最長18ヶ月
- Bluetooth接続時:最長18ヶ月
いずれにせよ単三乾電池1本で1年以上もってくれますが、バッテリー寿命が短くなってしまったのは少し残念ですね。
とは言え日常使いには問題ないレベルです
まとめ
以上、新しく発表された「M575SP」と「MX ERGO S」について、従来型との違いについてお伝えしました。
主な特徴をまとめると次の通りです
- 形状は従来型と同様
- 充電端子がUSB-Cに対応
- ボタンが80%静音タイプになった
- 高速ホイールは非搭載
- Logi Boltに対応
- バッテリー持ちは従来型と同様
- 発売日:2024年9月24日
- 実売価格:¥19,580円(税込)
- 形状は従来型と同様
- カラーは4色展開
- ボタンが80%静音タイプになった
- Logi Boltに対応
- バッテリー持ちが少し短くなった
- 発売日:2024年9月19日
- 実売価格:¥8,470円(税込)
個人的にはもう少し劇的なパワーアップを期待しましたが、今回はかなりおとなしめなアップデートでした。
ただ、使い勝手は確実にアップしていると思いますので、買って試してみたいと思います。